値上げの秋に

円安の影響や原材料の高騰で、食料品の価格が値上がりしましたね。 主婦にとっては、どうやってやりくりしようかと悩み、頭が痛くなりそうです。

 

食品に影響を及ぼすものとしては、輸入されている材料を使用しているものがあります。 家庭用のパン、麺類などが該当し、輸入されている小麦粉を使用しています。 昨日購入したパンも、20円上がっていました。 輸入小麦の価格が上がったのは、昨年10月以降で3回めとなります。 過去の2回の値上げの時も、スーパーなどで販売されているパンの価格が上がっていたので驚きでした。 それから、さらに今回の値上げです。

 

その反面では、よく利用しているスーパーなどで時々「セール」として3分の1くらいの価格で売られています。 ここのスーパー独自の判断で価格を下げて販売しているものと思われますが、賞味期限が翌日などのパンでした。 けっこう利用するお客さんも多く、ちょうどお昼少し前くらいから、店員さんが賞味期限を確認し値下げしたバーコードを貼って別のワゴンに移動させています。 我が家では、このように値下がりした時に食パンを大量に購入し、冷凍保存しています。

 

一度冷凍させた食パンは、食べる時にその枚数だけを冷凍から出して、オーブントースターで焼いています。 以前は、前日に冷凍から冷蔵に移動させていたのですが、知人から「直接冷凍から出したパンを焼いた方がモチモチした触感で美味しい」と言われて試した結果、本当にその方が美味しく食べられました。 食パンの冷凍保存は、1ケ月くらい大丈夫です。 この知恵も、値上げの影響から家計を維持するためから生まれたものではないでしょうか。 やりくり知恵とアドバイスは、主婦同士の会話の中から広まっています。

 

食品そのものの材料ではなく、輸入飼料が影響をして値上げになったものとしては、牛乳など乳製品があります。 これも9月の価格と比べると、10円から20円上がっていました。 この牛乳は、スーパーのブランド牛乳で時々賞味期限が近付いたものを、かなり安く販売していましたが、昨日見た時にはそのようなこともなく、通常価格に戻っていました。 牛乳はも小さな子どもがいる家庭では、必需品ですから欠かすことはできませんね。 主婦同士で今日は、あそこのスーパーで安いという情報を出しあい、安いものをみんなで買うようにしています。

 

その他には、材料が影響するのかわかりませんが、清酒やゴマ油、豆腐などが値上がりするようです。 海外旅行のツアー料金、自動車保険の大手3社も値上げする方向にあるようです。 都市ガス、厚生年金の自己負担料なども値上げが決まっています。 厚生年金・社会保険料の値上げは、昨年あたりも上がったように思います。 給料から天引きされた金額を見て、相当上がったように思っていましたが、今回もまた天引きされる金額は大きくなるようですね。 ますます手取りが少なくなり、困ったものですね。

 

天候不順からの値上げとしては、野菜が高騰していますね。 特にレタスや白菜などは、例年の約2倍の金額になっていました。 秋~冬にかけては、鍋ものが美味しい季節ですが、今年は沢山の野菜を使えなくなっています。 一度メニューに入れた食材は、できるだけその週で使うなどという方法を採らなければ、もったいない野菜の買い方になってしまいます。 誰からなんと言われようと、その1週間のうちに鍋物や中華を2~3日献立に入れる方法を採らないといけませんね。 家族の協力も必要となってきます。

 

逆に受給するものが、引き下げられるようです。 年金の受給額、一人親が受給している児童扶養手当も引き下げが決まっていまする この状態が続くとしたら、ますます家計は厳しくなっていきますね。 どんなに工夫をしても、アイデアを交換しても無駄にならないようにできたらいいものです。