猛暑と電気代の節約法

今年の夏は暑かったですね、まだ夏は終わっていませんが。 全国のあちこちで毎日のように猛暑の記録が塗り替えられています。 嬉しくないことですが、41度という気温が記録されたら、もう35~37度という気温くらいでは「暑い」ということにはならないようです。 気象予報士の話では、今年の夏は高気圧が二段構えになっているそうです。 そのため、熱気が抜けていかないという状態になったというのが、このような気象状態を引き起こしたということです。

 

そんな中、電気も限りがあり、節電も叫ばれています。 家の中にいても、外出していても最近では、皆さん熱中症対策をしっかりするようになってきました。 「日傘男子」という言葉まで出るようになり、今年の男性用日傘の売れ行きは上がっているようです。

 

高齢者は、暑さを感じることが鈍感となっているので、日中、夜間の就寝中を問わず「暑くない」と思ってしまい、エアコンも付けずに、熱中症となってしまいます。 私の仕事場は西向きの部屋なので、午後は特に酷い状態で、エアコンを付けていても西日が眩しい上、暑くてたまりませんでした。 ふと、使用していないブラインドがある事を思い出し、早速レースのカーテンの代わりに取り付けてみたところ、ブラインドを下ろすと眩しさが解消され、西日も防ぐことができ、エアコンの設定温度も上げることができたのです。 たかがブラインドと思っていましたが、効果はバツグンでした。 レースのカーテンの窓用も通常、販売されているものは安くて1000円以上ですが、100円ショップで売っている、「のれん」をつっぱり棒を使用して、カーテンの代わりに利用できます。 これも節約の一つですね。

 

その他の節約法として、冷蔵庫の設定を「弱」にすることでしょうか。 急いで冷凍や製氷をする必要がない場合は、「弱」で十分すぎるほどです。 以前は、家族が帰宅するまで点灯させていた門灯や玄関の入口ドアの上の照明も、数年前から消しています。 家族が帰宅する時は、自分でカギを開けて入りますが、ちょうど家の向かい側に電柱があり、玄関入口は明るいということに気付き、ドアを開けるのに支障はありませんでした。

 

また、温めることや熱を発生させるためには電気の使用量は、多くかかるということを、ある電気やさんから聞いたので、ドライヤーを高温で使用しないこと、炊飯ジャーは、炊き上げたら「保温」は使用しないこと、電気ポットは極力使用しないこと、ガスを使用してやかんで沸かすこと、テレビの主電源は常時「OFF」状態にしておくなどを心がけています。 テレビの主電源の問題は、「緊急速報」を、肝心な時に受診できないという不利な点もありますが。 今は、携帯でも速報は配信されますからあまり不便は感じていません。

 

庭や家の周りの防犯灯も、今では晴れた日に蓄電できるタイプも出ています。 これも利用する価値はあります。 そんなに高額なものではないので、これも節電になるかもしれません。

 

いろんな節電の方法があり、その家庭の状況に合わせて無理をしないで、できることから長く続けることが一番の秘策となります。