節電の冬

12月に入って「冬の節電期間」が始まりました。
来年3月31日までの期間となります。

 

この節電対策は、北海道では2010年度の使用電力より約6%減を目指しているようです。

 

北海道以外の本州では、数値としての%減を出さずに可能な限り節電ということになりました。

 

可能な限りという範囲は、どれくらいを指しているものか不明ですが、各家庭での考え方次第ということになるようです。
寒がりな人が多い家庭では、消費電力は変わらないかもしれません。

 

あくまで生活する上で支障のない範囲で協力をして欲しいというのが、ねらいのようです。

 

現在、我が家では冬の暖房にエアコンとファンヒーターを使用していますが、この3年間の暖冷房の電気量のメーター数を比較してみました。
驚いたことに、年々電気の使用量が減少していました。

 

1年間で2万円、月ごとで比較してみると2000円ほど減少しています。
朝の暖房では、初めエアコンである程度暖かくしておきます。

 

しかし、エアコンというものは、ある気温になると突然停止することがあります。

 

外気と室内、あるいはエアコンの内部の気温との差で調整をとっているでしょうか、一気に寒くなってしまいます。
その時こそ、ファンヒーターが活躍します。

 

エアコンが停止した時にファンヒーターをつけて、また動き出したらファンヒーターはすぐに消しています。
また、それに加えて日中は日差しが入り、暖かくなるのでエアコンをつけないようにしています。

 

今年は、灯油も18リットルで約2000円前後となっており、去年よりかなり高いようですね。

 

灯油は、スタンドまで買いにいかなければなりませんが、電気はその面倒臭さがありません。

 

灯油だけの暖房が良いのか、エアコンだけの暖房が良いのかということは、ずいぶん悩む問題ですね。
また、住まいと家族の人数によってもその家庭内での節電の許容範囲というものがあります。

 

以前住んでいた家では、暖房全てに灯油を使用していました。

 

初めの印象で、暖房は電気の方が高くなってしまうと思っていました。

 

しかし、ファンヒーターの数が、4台ともなると毎週買いに行く灯油はポリタンクの数にしたら3~4個でした。

 

そのころは、灯油もこんなに高くはなかったので、1000円×3×4(1カ月の週数)で12.000円くらいで済んでいたと思います。
しかし現在のような価格では、約24.000円と2倍になってしまいます。

 

その他に電気料金もかかってきます。

 

現在の家に引っ越してきた当時、共稼ぎで平日の日中帯は無人になるということで、ヒーターの消し忘れからの火災を心配していたため、エアコンのみの暖房にしておりました。
電気料金はかかりますが、日中帯無人なので夜間のみの使用では、思っていたより高くはなかったと思います。

 

ちょうど3年前から、ヒーターとエアコンを使い分ける方法を採っています。

 

灯油は2カ月で1個買えば、暖かい冬ではそれだけで済むかもしれません。
エアコンとその他の家電製品も含んだ電気料金は、真冬の1月で20.000円ほどとなりました。

 

自分では、意識して節電をしていたわけではありませんでしたが、この3年間を比較した結果、安くなっていました。

 

また、大震災の時からの節電対策も効果があるのかもしれません。

 

使わない家電は、消すようにしてテレビの点けっぱなしなどをチェックしています。

 

うちでは、幸いに電気料金は安くなっていますが、灯油だけの家庭では今年の冬は厳しい冬になりそうです。