ランドセルは祖父母の担当

毎年、お正月から始まっていた、デパートなどのランドセルの販売が、今年は既に8月のお盆ころから始まっているようです。 おそらくお盆休みの時に、翌年のランドセルを祖父母に購入してもらうためでしょう。

 

祖父母のお財布事情に焦点を当て、可愛いお孫さんが帰省してくる時期に合わせています。

 

考えてみると、夏の時期にどうしてランドセルが並んで販売されているのかが、不思議でした。 数万円もするランドセルですから、親としては財布と相談しなくてはていけませんね。 でも、おじいちゃん、おばあちゃんならその心配もないということです。

 

現実的なお金の心配は、考えずに済みそうです。 1年に1度、あるいは2度しか逢えないお孫さんのためなら、金銭感覚も麻痺してしまいます。 まして、逢う度に可愛くなっていくお孫さんですから、ついお財布のヒモも緩くなってしまいますね。

 

また、そのくらいの事しか、してあげられないからということも理由の一つかもしれません、 普段は遠く離れて住んでいる、お孫さんからも「いいおじいちゃん、おばあちゃん」と思われたいというのも本音かもしれませんね。

 

新学期が近づくと、机は誰でランドセルは誰という風に、どちらかの祖父母が購入してプレゼントされることも多いと思います。 これも祖父母としては、楽しみの一つといえるのではないでしょうか。 孫が喜ぶ顔が見たいということですね。 こんな風に祖父母にプレゼントされることは、親としてはホッとするものです。

 

この分だけでも、家計の負担は楽になりますから。 この他にも小学校での、給食費や事務費、そして修学旅行の積立金や野外活動のお金もけっこう高くなります。 どんどんプレゼントする、されるということでお互いが幸せな気持ちになれるのであれば、とても良いことですね。

 

我が家では、机をプレゼントされました。 これだけでも、家計の負担は軽くなりますね。 そして、ランドセルは親が購入しました。 その当時でも、ランドセルは2~5万円のものが主流を占めていました。 何の気兼ねもなく、親の意思でお得なものを決めて、購入できました。

 

とにかく何年持つかわからないランドセル。 6年生になってランドセルではなく、他のバッグを持って登校している児童を見ていたので、高額なものを与えてもいずれ使用しなくなるかもしれないと思うと、もったいないなぁと思って安いランドセルを選びました。

 

それでも6年間は余裕で持ちこたえ、まだピンとして今も納戸の中にあります。 親としては、お得なものを選んで良かったと、喜んでいます、高価なものを選んでも6年間持つということでは同じですから、もったいないという思いをしなかった分良かったということです。

 

最近のランドセルは、多種類出ているようですね。 ここ数年間、カラフルなものも多かったのですが、それもほぼ定着しています。

 

今年の特徴は、ほとんどのスーパーでは、昨年より高額になっています。 大手スーパー、イトーヨーカ堂では1500個限定で、75000円程の高価なものを用意しています。 また、イオンでは、内容量は変わらないのですが、外側のサイズが小さくなったものが出ています。

 

価格は、58000円ということで、やはり数量限定で販売されています。 また「ゆとり教育」が終わって、教科書などが多くなっています。それに合わせて、容量とサイズは変わらないタイプで、軽量のものが今年の特徴のようです。

 

この業界では、全体をみると10000円ほど安いそうです。 それでも親にとっての負担は大きく、安くて長持ちのする、しっかりとしたランドセルが一番ですね。

 

その他の学校教材も、できることなら祖父母に負担してもらえると、助かりますね。 おじいちゃん達に、どんどん甘えることもいいのではないでしょうか。