水道光熱費用の節約

冬になり暖房が必要な季節となってきました。 大震災以降今年も節電が叫ばれています。 光熱費の中で寒暖の差で影響が一番出るものは、やはり電気、そしてガスという順番になります。 その点水道料金は、一年を通してあまり変わらないように思っていました。

 

水道料金を使用する場所は、浴室・洗濯機・トイレ・キッチンですが、一年を通して毎日同じような生活をしていると、水道のメーター数は殆ど同じです。 水道料金に関しては、季節による影響はほとんどなく、むしろ住んでいる人数に比例し、生活パターンにも左右されるようです。

 

それでも今年に入って意識して節約をしようと思い、できるなら2日に1度の洗濯で間に合わせようとしました。 洗濯機のコースも「スピーディ」とすると、洗剤も3分の2で済みます。 かかる時間も早いので電気代と水道代の節約にもなり、洗剤の節約にもなります。 最初の「洗濯」の時には、風呂の残り湯を利用することは、当然です。 いくら液体の洗剤を使用しても、水とぬるま湯では溶け方も違うようなので、一石二鳥です。

 

トイレは、節水タイプのトイレです。 大・小別のレバーがあればそれで細かく分けることもできたのですが、うちのトイレは、一種類のレバーのみとなっていました。 その節水方法ですが、家の中にトイレが2つありますが、男女で分けて使用します。 男性用は、大を使用した場合のみ流すようにし、小だけの時はある程度何回も水を流さないで使用し、限界となった時に流すという方法をとりました。 女性用は、あえて規制はかけませんでした。

 

キッチンの食器洗いですが、油を使用していない食器は、洗剤を使用せず、給湯のお湯だけで洗います。 洗剤を使用すると、洗剤を完全に落としきるまで、かなりの水道を使用するからです。 汚れの軽い物から洗い、流す時には下に別の食器を置いておきます。 そうすることにより、今洗うのに使用して流れたお湯が下に置いた食器に流れ込むことになり、それだけでも新たに洗うより使用する水道は少なくてすみます。

 

また、庭の花にかける水は、金魚の水槽の水を取り換えた時に出た古い水を使用することとしました。 花瓶の水を交換した古い水は、植木鉢の観葉植物に使用します。

 

以前は、考えもしなかったいろいろな小さな事柄ですが、これだけ工夫すると、毎月の水道代への影響は多くなっています。 毎月の料金で2~3000円も低くなっていたのには、驚きました。 年間では、20000円以上の節約となり、その他にガスなどの節約も合わせると大きなものとなりそうで、今年は節約効果が期待されそうです。