あせって同時申請しすぎていないか
カードローン申込み時の在籍確認・電話連絡の「前」に重要な基本項目の1番目は「同時申請をしすぎていないか」ということである。
急にお金が必要になったときは、1社だけカードローン受けてみてそれが審査落ちだった場合の時間のロスを踏まえて、同時に複数の金融機関に申請したくなってしまう。1社に落ちてももう1社の審査に通れば時間のロスがゼロになるからだ。
しかし、ここで注意すべき点がある。「2社同時」「3社同時」程度ならまだ構わないのだが、これが「5社同時」「7社同時」となると、「それだけで」審査のハードルが上がってしまう可能性が限りなく高い。なぜか。
それというのも銀行、消費者金融、信販のいずれの商品であっても、カードローン申請の段階でそれぞれの金融機関が加入している信用情報機関にその「申請」の情報が通知され、記録されるからだ。それだけならまだ良いのだが、その「通知・記録」された情報から、金融機関はその利用者への与信の是非を判断する。別に過去に利用履歴があって、そこで遅延の有無があったということがなくても、「申請」というその情報だけで、いろいろと判断されてしまうのだ。
特に申請が同時に多数に渡っている場合には、まず消費者金融の場合は総量規制の問題からして利用枠を判定しづらいという点がある。銀行は総量規制がないが、それでも過剰与信は回避したいので、やはり同様であろう。過剰与信が「できる」ことは金融機関にとってはリスクでしかない。もちろん利用者にとっても。だから同時申請には気をつけよう。
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