"消費者金融" カードローン申し込み時の在籍確認・電話連絡の傾向
利用者がキャッシングやカードローンを申込もうとする際に、もっとも手軽で、「最初に門を叩く」ところとして選ばれるであろう金融機関が消費者金融である。相対的に高利ではあるものの、大手有名業者であれば大抵即日融資に対応してくれる。今まで使途自由ローンを利用したことのない人は、どこが条件が良いかといったところまで気が向かないので、とりあえず手続きが簡単そうな消費者金融の門をたたくことになる(そして実際、手続きは簡単である)。
消費者金融業者は、近年銀行が自らのカードローン商品の保証会社を委託するくらいに、その審査プロセスが信頼されている。多くの利用者が「最初に門を叩く」場所でもあるために、非常に多くの顧客データが蓄積されている。
ただそうは言っても融資は融資であるので、消費者金融とて在籍確認・電話連絡は行う。特にキャッシング・カードローン初心者に対してはほぼ間違いなく行うであろう。
但し、注目すべきこととして近年はモビットが「Web完結」という新申請方式を導入している。これは三井住友銀行か三菱東京UFJ銀行の口座を振替返済・振込貸付として利用することを条件に、給与明細書と社会保険証のコピーによって「在籍確認に代える」という方式である。「電話による在籍確認は行いません」と明示する国内で初めてのサービスではないだろうか。近年は個人情報の管理に企業も厳しくなってきているので、モビットのこの方式を真似る消費者金融やカードローン事業者が増えるかもしれない。
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