即日融資も即日融資でなくなってしまう

 「即日融資」や「即日発送」、「即日回答」をうたうカードローン商品はいまとても多い。全国に店舗を持ち、その店舗に設定してある自動ローン機を利用することができる銀行や消費者金融業者であれば「即日融資」を実現できる。プロミス、アコム、アイフル、モビットはもとより三菱東京UFJや、三井住友銀行、また新生銀行レイクなども実施可能である。「即日融資」はできなくても、スピード審査で、その日のうちにカードを発送するあるいは審査結果を通知するというのが「即日発送」「即日回答」である。
 ところがこの「即日」サービスを「即日」でなくしてしまうのが、カードローン申込み時の在籍確認・電話連絡である。まずタイミングがずれて夜間に申請してしまった場合には、会社への連絡のしようがないので、「即日」が出来ない可能性が高まる。もちろん場合によっては在籍確認をしないケースもあるので、そういう時は「即日」OKだが、特にカードローン商品に初めて手を出す場合には必ず在籍確認は、ある。
 仮に日中に申請を行ったとしても、会社の側が個人情報等の観点から在籍確認NGを言い出した場合には、やはりNGになってしまうことが多い。その場合には、代替案として、その会社に勤めていなければわからない情報を聞き出されたり(自分の担当社員の名前をフルネームで言うなど)、最終的には給与明細書と社会保険証のコピーの提出を求められることになるかも知れない(消費者金融のモビットは「WEB完結」というサービス名称で、この方式を明示的に導入している)。

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